03-5206-3405

DV夫と離婚したい

  1. 浦本法律事務所 >
  2. 離婚・男女問題に関する記事一覧 >
  3. DV夫と離婚したい

DV夫と離婚したい

■DVとは
DVとは、ドメスティックバイオレンスの略称で、日本語では「家庭内暴力」のように訳されます。DVと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、殴る・蹴るといった行為だと思います。しかし、DVは、物理的に苦痛を与える肉体的暴力に限られません。経済的DVと呼ばれる、経済的な側面から相手を精神的に支配する行為もDVに含まれるといわれています。

●離婚をする方法
離婚をするには、いくつかの手段があります。最も一般的な方法としては、協議離婚が挙げられます。2人がお互いに話し合い、離婚することを決意するに至れば、離婚届を提出することで離婚が成立します。
しかし、相手が聞く耳を持たず話し合いが進まなかったり、話し合いを行えるような状況になかったりする場合には、協議離婚を成立させることは困難といえます。そのような場合には、調停離婚をすることが考えられます。また、調停によっても離婚が成立しなかった場合には、裁判を行い、裁判離婚を目指していくことになります。

●DVをする夫と離婚するには
DVによって、肉体的あるいは精神的につらい思いをされていたり、不自由な思いをされている場合には、早急に対応策を考えることが必要です。
なかには、DVをしてくる夫と離婚したいと考えていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。その場合、果たして離婚できるのだろうかと疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
当然、DVをされているいないにかかわらず、離婚することは可能です。しかし、先ほど確認した通り、離婚をするにはいくつかの方法がありますので、それに則って離婚への準備を進めていくことになります。
まず、基本的には話し合いでの離婚成立ができる場合には、協議離婚ということになります。しかし、DVをされているということであれば、夫婦間で力関係ができており、夫と話し合いを行うことが困難な可能性も考えられますので、その場合には、調停離婚を目指していくことになるでしょう。相手が離婚を拒み、調停が成立しなければ、裁判での離婚を目指します。
調停や裁判で離婚を成立させるためには、調停委員や裁判官に対し、DVに遭っていることをきちんと説明できるよう、DVの存在を裏付けるような証拠が必要となります。

●離婚に関するご相談は当事務所まで
浦本法律事務所では、新宿区、文京区、世田谷区、千代田区を中心に、離婚に関するご相談を幅広く承っております。DVや離婚でお悩みの場合はお気軽にお問い合わせください。

浦本法律事務所が提供する基礎知識

  • 遺留分の放棄とは?メリット・デメリット、注意点など

    遺留分の放棄とは?メリ...

    遺留分とは、兄弟姉妹以外の法定相続人に認められる、最低限の相続財産取得割合をいいます。 上記法定...

  • 相続人が認知症の場合の注意点|相続手続きは進めていいの?

    相続人が認知症の場合の...

    相続人が認知症の場合に、相続手続きを進めてよいのかと悩まれる方も多いと思います。 今回の記...

  • 偏った遺言

    偏った遺言

    Q.父が死亡し、「遺産は全て長男に相続させる」という遺言が見つかりました。兄弟姉妹で相続内容に差がある...

  • 遺産トラブルに関する相談を弁護士に依頼するメリット

    遺産トラブルに関する相...

    遺産トラブルに関する相談を弁護士に相談するメリットは大きいといえます。以下、メリットの一例をご紹介しま...

  • 事業承継に関する相談を弁護士に依頼するメリット

    事業承継に関する相談を...

    事業承継の問題は、相続などの専門的で広範囲な法律問題を含んでいます。 それに加えて、贈与税といった税務...

  • DV夫と離婚したい

    DV夫と離婚したい

    ■DVとは DVとは、ドメスティックバイオレンスの略称で、日本語では「家庭内暴力」のように訳されます。...

  • 生前贈与

    生前贈与

    Q.不動産を生前贈与をするためにはどんな書類を用意する必要があるのでしょうか? A.生前贈与をするこ...

  • 離婚裁判の費用はどちらが負担する?費用相場も併せて解説

    離婚裁判の費用はどちら...

    離婚裁判を行う際に、どれくらいの費用がかかるのか、その費用は夫婦のどちらが負担するのかは、大変な関心事...

  • 年金分割制度とは

    年金分割制度とは

    年金分割制度とは、簡単に言うと、離婚の際に夫婦の一方の年金を分割することで、もう一方の配偶者が分割した...

よく検索されるキーワード

ページトップへ