協議離婚とは、夫婦間の話し合いによって離婚をする方法のことをいいます。夫婦間の話し合いで離婚に合意し、離婚届の提出が済めば、離婚成立となります。
協議の際には、まず第一に双方に離婚の意思があるかどうかを確認し,未成年の子の親権者をどちらにするかを決めることになります。そして、財産分与や養育費などについても話し合いをし、取り決めることが多いです。
また、協議離婚であっても、慰謝料を請求することもできます。夫婦の一方の不貞行為が離婚の原因となった場合などには、請求が可能です。
上記の話し合いを経て離婚届を提出する際、証人の署名捺印が必要です。当事者の離婚を見届けるという意味があるだけなので、20歳以上であれば誰でも可能です。通常は、親や友人に頼むことが多いです。
以上のような事項について話し合いをし、円滑に話が進んだ場合は、夫婦間の話し合いのみで済みます。もっとも、解決が困難な場合には、弁護士に間に入ってもらい協議離婚をする場合もあります。こうすることで、お互いの要求に折り合いをつけながら円滑な話し合いを進めることができます。
弁護士に相談する場合、ぜひ弁護士浦本与史学にご相談ください。弁護士浦本は、新宿区、文京区、世田谷区、千代田区を中心に、ご相談を承っております。離婚に関する問題のみならず、男女問題、借金、労働問題、交通事故など、多岐に渡った分野について対応させていただきます。お悩みの際には、一人で抱え込まずにご相談ください。
協議離婚とは
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