相続財産
相続できる財産の中には、現金類や貴金属類だけでなく、家屋や田畑などの不動産や、骨董品だけでなく、著作権、ゴルフ会員権、損害賠償請求権なども含まれます。
一方、相続できない財産も存在しています。それは「一身専属権」です。
一身専属権とは、被相続人以外の人に帰属するのが適当でない、と判断される資格のことで、生活保護受給権や扶養請求権などの権利を指します。
また、「みなし相続財産」にも注意が必要です。
みなし相続財産とは、法律的には相続財産にあたらないにもかかわらず、税法上相続税がかかるものを指します。例えば、生命保険金や死亡退職金が最たる例です。
思わぬところに相続税の課税対象が存在しているかもしれないため、故人の身の回りの財産や権利だけでなく、故人の死亡によって発生した金銭など、幅広く把握しておくことが必要不可欠でしょう。
浦本法律事務所は、「転ばぬ先の杖、転んだ時の杖」をスローガンとして、お客様の幅広いお悩みに向き合い続けています。
東京23区にお住まいの方をはじめとして、首都圏内、埼玉県や群馬県などの関東全域にお住まいのお客様からのお悩みにお応えいたしております。
相続財産でお悩みの方は、お気軽に当職までご相談ください。
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