相続に関わる相談を弁護士に依頼すると、①第三者の客観的な視点を得ることができる、②法律知識や相続の経験が豊富である、③裁判に発展した場合に継続的に依頼できる、というメリットがあります。
■第三者の客観的な視点を得ることができる
まず、相続が親族間でのトラブルとなりやすい原因として、家族の問題として私情を挟みがちであるという点があります。家族という遠慮のない関係であるがゆえに、「争族」ともいわれるようなトラブルに発展してしまうのです。
反対に、弁護士を介して遺産分割協議を進めていくことで、感情的になることを避け、冷静な協議を行うことができます。
■法律知識や相続の経験が豊富である
弁護士は法律の専門家であり、知識が豊富なことに加えて、相続を得意にする弁護士はこれまでにも多くの相続を受け持っています。豊富な知識と経験を活かして、後でトラブルにならないように手続きを進めていくことができることも、弁護士に依頼するメリットといえます。
特に、一部の相続人だけが多くの遺産を相続する場合、一部の相続人が生前贈与を受けていた場合、一部の相続人が被相続人の財産を使い込んでいた場合など、相続について、不公平感や不満を感じているが、何をどのように話せばいいのかわからないというような場合は、弁護士に依頼せずに適切な対処を行うことは難しいです。
■紛争に発展した場合は弁護士以外の専門家は関与できない
相続に関する案件には、弁護士以外にも、司法書士、税理士、行政書士などが関与していることがありますが、特に、揉めている場合や揉めそうな場合は、非弁行為にならないように、弁護士にご相談下さい。
浦本法律事務所では、東京都新宿区を中心に関東圏で、法律相談を行なっております。相続税対策がしたい、遺言の作成方法がわからない、遺留分減殺請求を行いたいなど、相続でお困りの方はお気軽にご相談ください。経験豊富な弁護士が、じっくりとお話を伺います。
相続に関する相談を弁護士に依頼するメリット
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